🧠 チャンナ属の「あくび」直後に見られる行動パターンと意味
あくびの直後の行動 |
解釈される状態 |
注意が必要か? |
✅ 何もなかったかのように泳ぎ出す |
正常・水通し/関節調整/退屈反応など(生理的) |
❌ 不要 |
✅ 砂や底を軽くつつく・流木に体をこすりつける |
鰓の違和感または寄生虫の可能性/軽度のかゆみ |
⚠️ 経過観察 |
✅ 水面へ浮上して口をパクパクする |
ラビリンス呼吸行動/軽度の酸欠サイン |
⚠️ 水温・酸素確認 |
❌ 目が白く曇る/浮き気味に止まる/口を連続で開ける |
鰓炎・水質悪化・低酸素 or 感染症 |
🔴 要対応 |
✅ ガラス面に寄ってくる・飼い主を見つめる |
餌の要求や条件反射(学習行動) |
❌ むしろ好ましい |
✅ ヒレを小さく開閉してその場で静止 |
警戒状態・周囲を確認している(縄張り本能) |
⚠️ 変化が続くなら観察 |
🎥 あくび行動を“魚語”で解釈するヒント
魚の表情・姿勢 |
意味のヒント |
あくび → 口を閉じた後、すぐに泳ぎ去る |
「済んだよ、次行こう」=正常な整理動作 |
あくび → その場でピタッと静止 |
「何か違和感がある」「周囲を見てる」可能性あり |
あくび → その場でヒレをバタつかせる |
呼吸補助行動、または緊張反応 |
あくび → 背びれを少し立てる → ガラスに寄る |
威嚇 or 餌の期待(人や他魚に反応) |
📅 観察・記録テンプレート例(簡易版)
日付 |
あくび頻度(回/日) |
時間帯 |
直後の行動 |
水温 |
メモ |
5/10 |
2回 |
夜9時 |
普通に泳ぐ |
26.5 |
水換え直後、1回浮上して呼吸 |
5/11 |
4回 |
昼2時 |
じっと静止 |
27.0 |
エアレなし、少し元気なさげ |
📌 → これを1週間ほどつけるだけでも、「あくび=単なる癖 or ストレス」かが判断できます!
✅ もし「要注意サイン」があれば、以下をチェック
- 水温が低すぎていないか(25〜28℃)
- pHやアンモニアが急変していないか
- エアレーションはあるか/水面でのパクつきがないか
- 餌の残りが水を汚していないか